ガール
早いもので、新年度がスタートしてもうすぐ1週間たつんですね。学校で働いていたときは、年度の変わり目というのがとても明確でした。だって、3月には多くの学生が巣立っていくし、4月になると新しい学生たちが入ってきますから。でも、今の私の生活は、あまり新しい年度が始まったということを実感することがないんですよね。なんかちょっとつまんないなぁ。ていうか、本当は新年度になったということは、大学の勉強も再び始めなければいけないということなんですが、なんせ実感がないもんでね。勉強はまだ手付かずです。教科書がごっそり届いた時点で新年度を感じろっちゅう話ですが・・・・・・(^-^;
さてさて、昨日私は1冊の本を読み終わりました。奥田英朗という人の「ガール」という小説です。この奥田氏の書く本が私は結構好きで、ハマりました。一番最初に読んだのは、「イン・ザ・プール」。この本、まさよしさんも読んだらしくて、ファンクラブの会報に書かれていました。興味が合うらしいわ、まさよしさんと私。イヒヒ。この本がとても面白くて、続けざまに奥田氏の本を読み漁りました。そして昨日読み終えたのが「ガール」です。
「ガール」って、何歳までのことなんでしょう。この本は短編集なんだけど、出てくるのは全員30代の働く女の人です。この本には、いろんな立場の人が出てきます。独身の人、既婚の子なし、シングルマザーなど。置かれている状況はみんな違うのに、それぞれの気持ちや発する言葉にはとても共感をしました。みんな不安で、焦っていて、人のことがよく見えたりしちゃう。いつまでもガールでいたいし、女だからという理由で仕事で男の人に負けたくない。でも、自分のことを包み込んでくれる男の人にもそばにいて欲しい。そんな、欲張りでかわいい愛すべき人たちがたくさん出てくるお話でした。
私も三十路ガールですが、まわりにもいろんなガールがいます。一見元気で楽しそうだけど、よくよく話を聞いてみると、みんなそれぞれ戦ってるなぁと思います。それは、独身、既婚、子どもがいるとかいないとか関係なく。
この間、デイサービスの利用者さんに言われました。「今の人たちを見てると、可哀相だなあと思うよ」と。「モノは豊かだけど、いつも忙しそうで、昔の方が心はゆとりがあったように思う」と言っていました。確かに、そうかもしれませんね。そういう時代の中で、私たちは戦いながらもしあわせを手にしなければいけないんだなぁと思いました。
現代の働く三十路ガールは、きっとこの「ガール」という本に共感する人が多いと思います。是非読んでみてもらいたいなぁ。そして私も、少し時間を置いたらまた再読したいと思います。共感するだけではなく、前向きな気持ちにさせてくれる本なんです。
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コメント
>タケちゃん
読んで読んで!
最近の私は、この「ガール」を友達に押し売り状態(笑)
私はまだ「マドンナ」読んでないんだよね~。「ララポポ」の原作は読んだけど、「イン・ザ・プール」とか「空中ブランコ」とかのように面白い!!とは思わなかったなぁ。
決してつまらなくはなかったけど、「ふぅーん」て感じ。
映画は成宮クン見たさに行こうかと思ってたけど、タイミングを逸してしまった・・・。
奥田作品は、なんでこんなに女の人の気持ちがわかるんだろうって思うよね。その点でも「ガール」は秀逸。
もしかして、私が書いたんだっけ?と勘違いするぐらい、的確に30女の気持ちを捉えてるの。
ちなみに今は、「まほろ駅前多田便利軒」(三浦しをん)という小説を読んでます。
これまた面白い。
つーか、小説読んでる場合じゃないんですけどねぇ、ホントは・・・。
大学の教科書が私を手招きしてるのよ(泣)
投稿: りょう→タケちゃん | 2009年4月11日 (土) 17:30
奥田さん。
私は例の、まさやん@マダムキラー(笑)が出てくる「マドンナ」しか読んだことがないんだけど・・・
「マドンナ」が面白かったから、「ガール」も手に取ったんだけど、30代の話か・・・とまた元に戻してしまった(笑)
「ララピポ」も結局観に行ってない。
奥田さんって男なのに、なんであんなに女子のキモチがわかるんだろーね!
あと男の人のちょっと情けない部分とか、意地っ張りなところとかも描かれてて面白い。
やっぱり「ガール」読んでみますか!
投稿: タケちゃん | 2009年4月10日 (金) 17:52